D006 Fウィンドウモール
レポート提供 さくさく氏@静岡

事前準備
参考 整備要領書 D-16
事前注意事項 ドアが開き易い所で行って下さい。

古くなった32はここがよく劣化してきますね(^^; 表面の押さえの「浮き」だけでなく、場合によっては水はけが悪くボディが錆びてたりします。
まずはメキメキと躊躇なく古いモールを剥がしていきます。上のモール(押さえ側)は爪のような部品がついており、それがゴム接着剤に埋まってるような感じです。
押さえ側をメキメキ剥がしたら、今度はボディ側に両面テープで張り付いているファスナーをはがします。モールと一口に言っても、ボディ側に張り付いているものと表面の押さえによってなりたっています。ファスナーを剥がすのに、こういった専用のゴム接着剤カットツールがありますが、カッターなどでも構いません。工具はアストロで2000円ぐらいで売ってます。
ゴム接着剤をカッターなどを使ってとにかく出来るだけ取り去ります。かなり綺麗にしないと新品を着けた時に浮いてしまうので、念入りに根気良くやりましょう。作業の前にテープでの保護をお忘れなく!
なんとかほぼ取り去りましたので、一度ファスナーを貼り付ける前に、障害物がないか仮置きしてみます。少しでも浮くような場所があればきちんと排除します>ゴム接着剤。細かいゴミは掃除機で吸い取り、掃除が出来ましたら一応脱脂します。自分は塗装をするので塗装前の脱脂剤を使いました。
セット販売のプライマーとゴム接着剤です。結構良い値段がします。ボディ側に指定のプライマーを塗ります、筆で。
さすがにコーキングガンはセットになってないので、ホームセンターなどで買ってきましょう。300円ぐらいで売ってます。自分は以前にもやった事があるので、探したら出てきました(^^; 塗る部分は整備書に則ります。
適量の接着剤を充填したら押さえ側を乗せます。下側にこのようなクリップがありますが、グイっと押してもどうせ入りませんので(笑)。内側から細いマイナスドライバなどで少し押すと容易に埋め込む事が出来ます。フロントは3分割となっていて、上部用は両サイドのモールに差し込む必要がありますが、先に両サイドを決めたほうが判りやすく、また上部は柔らかいので後からでも差し込む事が出来ます。
さて、どうにか完成です。はみ出した接着剤を拭いたりし完成です。数日置いたほうが良いでしょう。
ついでにドアガラスのウェザーストリップも新品にしました。こちらはクリップで取り付けるだけなので簡単です。ドアが締まりにくくなりました(笑)。
使った工具 カッター・ガラス交換専用工具・筆・コーキングガン・掃除機
作業後の注意
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