B009j エンジン10
レポート提供 Neko氏@神奈川

事前準備 ノート、ボールペン、ガムテ、ウエス、パーツクリーナー
参考 整備要領書追補版T B-
事前注意事項 作業順番を確実に把握しておくこと^^;

オイルフィルターブラケットをブロックに取り付ける前に、ガスケットを取り付けます。ボルトの穴位置に合わせて付けますので、付くようにしか付きません。
オイルフィルターブラケットです。こちらがブロック側に刺さります。中央に入っている古いOリングを新品に取り替えます。
細いドライバーですんなり取れるかと思いきや。。。16万km使用したOリングはゴムと言うよりプラスティック。。。カチカチになってました^^;
古いOリングを取った後はパーツクリーナーで中をキレイにして。。。
新しいOリングを『ウニュ〜』っと入れます。
オイルフィルターブラケットをブロック側に取り付けます。3本のボルトとナット1個を規定トルクで締め付けて取り付け完了です。と言いたいところですが、構造上トルクレンチがかけられませんので、メガネレンチ&スパナを使用して少しずつ締め込みました^^;。
オイルクーラーとオイルクーラーをブラケットに留めるアイボルトにもOリングがありますので、こちらも新品へ交換です。
中央のアイボルトを規定トルクで締め付け、オイルクーラーをブラケットへ取り付けます。オイルクーラーをブラケットへ装着する際、ある程度まで回すとオイルクーラーから出ている爪?みたいなものがブラケットに引っ掛かってそれ以上回らないような仕組みになっていますので、位置決めに苦労する事はありません。
オイルプレッシャースイッチをオイルフィルターブラケットへ取り付けます。オイルフィルターブラケットにプレッシャースイッチのブラケットが付き、更にステーが付くという感じです。プレッシャースイッチのブラケットにも小さいガスケットが付きますので、忘れないように取り付けます。ブラケット装着後に付けるステー(写真のステーです)は、エアチャンバー下に取り付けられているL字のステーに固定されます。
こんな感じでエアチャンバーの下に付いているステーに固定されます。
ウォーターチューブの横から出ている2本のホース。本来、過給圧ソレノイドへ伸びているホースなんですが。。。潔くカット(爆)エア漏れを防ぐためにカムキャップボルトを使用しました。これがいい具合に付いたりします^^
サーモスタットハウジング横のブロックから『ニョキッ』っと出ているウォーターパイプとウォーターホースを繋ぐ為のゴムホースを取り付けます。
オイルクーラー上側のパイプとウォーターホースを繋ぐゴムホースを取り付けます。
オイルクーラー下側のパイプと、ブロック後方から『ニョキッ』と2本出ているウォーターパイプの細いほうのパイプをゴムホースで繋ぎます。
インマニの下に付いているウォーターバイパスコネクターのリヤ側から出ている細いパイプにゴムホースを取り付けます。
ヒーターホースを取り付けてと。。。
だんだんホースだらけになって参りました^^;>サージタンク下
エンジンの一番後方にあるダブルバキュームチューブへゴムホースを3本繋ぎます。(写真の一番下のホースはウォーターラインです。ん?だからダブルバキュームチューブって言うんですかね?^^;)
上記のホースを反対側から見たとこです。3本と思いきや実は4本になってまして^^;インマニ下のウォーターバイパスコネクターからのホースが裏側に繋がるようになっています。この辺のホースは指定の長さに切って取り付けるんですが、ホースが細くて短く、各パイプに入れ難いので結構面倒です^^;クリップ等で手を怪我しないようにしましょう。
久しぶりのオイルパンです。
オイルパンバッフルプレートを取り付けます。バッフルプレートの構造はとてもシンプルですが、取り扱い説明書に目を通して取り付けます。まずはオイルパンに対して垂直に仕切られているバッフルプレートを置いて。。。
付属のスペーサーを置いて。。。(写真の中央部分です)
オイルパンに対して平行になる仕切り板を置いて。。。
先ほど置いたスペーサーをズラしたり落としたりしないように気をつけながら、付属のボルト(L=15mmでヘキサゴンです)とワッシャーを取り付けて。。。
残りの6箇所に付属のボルト+純正で使用していたボルト(全てL=10mmで純正のボルトと同じです)とワッシャーを取り付けて。。。
全てのボルトを規定トルクで締め込んで終了です。真ん中の穴の中にストレーナーが入ります。
ドライブシャフトが通るチューブを取り付ける前に、両サイドへOリングを取り付けます。
Oリングが入る為の『溝』がありますので、ネジレたりしないように注意しながらOリングを装着します。
チューブを挿入です。(Oリングの抵抗が結構あります^^;)
チューブには写真のように『でっぱり』があり、オイルパン側には『でっぱり』が収まる部分がありますので、この部分まできっちりチューブを差し込みます。
上記の写真をちょっと遠めに見ると、こんな感じです^^;
チューブを差し込んだ後、オイルシールを打ち込みます。
ドリフトの代わりにソケットを使用して。。。
斜めに入っていかないように注意しながら『コンコンコンコンコンッ』と。。。
オイルシール装着後、ドライブシャフトをチューブに挿入します。ドライブシャフトに付いているスペーサーとシムを忘れないように付けて、チューブへ挿入です。
こちらは3個のナットで固定します。何度かに分けて順番に締め込みます。
フロントデフのピニオンギヤ側のオイルシールを打ち込みます。
ドリフトの代わりに使用したプラスティックのフタ?みたいなものです。オイルシールを均一に入れる事さえ出来れば、何でもアリかと思います^^;
こちらも斜めに入っていかないように慎重に『コンコンコンッ』とプラハンで叩きます。どのくらいの深さまで打ち込めばいいのか、整備要領書で確認しながら打ち込みます。
いい感じで打ち込めました。『さくさくさ〜ん、打ち込みましたよ〜^^』どれどれ。。。『ん?ん?んん???Nekoさん、何か入れ忘れてない?( ̄ー ̄)ニヤリ』。。。( ゚д゚)ハッ!んだぁぁぁぁあああああああああああ!ベ、ベアリング入れ忘れてるぅぅぅうううううううorz。。。つづく。
使った工具 トルクレンチ、メガネレンチ各種、ソケット各種、ピッキング、ドライバー(プラス)、プラハン、
作業後の注意 ブロック、ヘッドに埃が入らないようにして保管する事
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