B006 ラジエター
レポート提供 なんでも屋氏@神奈川

事前準備 必要に応じてクーラントの購入
参考 整備要領書追補版T B-236
事前注意事項

馬をかけてアンダーカバーを外してドレインコックから冷却水を抜きます。
冷却水が抜けたら、ロアホースと水温スイッチを外します。冷却水をちょろちょろ抜くのが面倒な方は、いきなりこちらを抜いても可。
上部のラジエターサポート金具を外します。(左右)
アッパーホースを外します。ノーマルホースの場合はラジエター側だけ外せばOKです。今回は社外品のためエンジン側も外しました。
シュラウドの下側半分を外します。左右二箇所にロックの爪があります。
外した水温スイッチ。
シュラウドごと上にまっすぐ引き抜きます。ファンの羽根に引っかかると抜けませんので慎重に避けてください。水温スイッチはラジエターを抜いてからでも外せます。
シュラウドはネジ4箇所でラジエターに留めてありますので、外して移植します。
今回外したラジエターは銅二層。装着するラジエターはアルミ二層ですが、コア厚が三層なみの53ミリのためアッパーホースを20mmほどカットします。アルミを切るのは面倒なのでノーマルホースを使いました。同様の理由にて、シュラウドも加工しないと装着できません。今回は急ぎだったので(めんどくさい(笑))シュラウドレスとしました。今時期は大丈夫なようですが、夏場の渋滞にはシュラウドは必須との噂です
外したのと逆の手順でラジエターを装着します。シュラウドさえなければ装着は10分もあれば可能です。ペットボトルを加工して、漏斗兼エア抜きツールを作成すると便利です。
こうやって使います。こいつに半分ほど溜まるまでクーラントを注入します。写真ではリザーブタンクへの配管がついていますが、ここは外してメクラしてください。そうしないとエア抜きの最中にリザーブタンクからクーラントがあふれます。→やった奴(自爆)
1番インジェクターの近くにヘッドのエア抜きボルトがありますので、これを外しておくと水の入りが早いです。アイドリング時々レーシングで泡が出なくなるまでクーラントを足しながらエア抜きを行います。少々時間がかかりますが、そこはオーナーのこだわりですので5分で完了するのもOK。その後の結果につきましてはご自身の責任にて対処願います。エア抜きが完了したら、リザーブタンクのホースを接続してタンクにも適量のクーラント(あるいは水)を入れ、接続各部&コアからのクーラントの漏れの無いことを確認して、アンダーカバーを装着します。
使った工具 馬 2個フロアジャッキBOXレンチ #8,#10モンキーレンチ 250mm←水温スイッチ用、多分21か23のスパナ+ドライバーカッターナイフ(ホース加工用)
作業後の注意 しばらくは走行毎にヘッドのエア抜きボルトを緩めてエア抜きを繰り返したほうが安心です。
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