B002 フューエルタンク
レポート提供 さくさく氏@静岡

事前準備 作業A001
参考 整備要領書追補版T B-242
事前注意事項 火気厳禁。照明などにも十分注意して行って下さい。

まずは右後ろホイールを外します。
ホイールハウスに手が入れられるようになりましたら、後ろ側にあるカバーを外します。3個のクリップで留まっているだけなのでこれを取り去ります。
このクリップは折るしかありませんので、部品を忘れずに発注しておいて下さい。同じものが3個ではありませんので注意。
カバーが外せましたら、給油チューブを固定してるボルト1個を外します。10ミリです。
車体外側に戻って、給油口の周りのゴムを外しておきます。これははまっているだけなので、グイッと手で外せます。
続いてトランク内の作業です。トランクは開けると照明が点きますので、バッテリー上がりが心配な方は、トランク裏側キーシリンダー近辺へ行っている配線のコネクタを外しておきましょう。
フロアカーペットをめくって、右後ろあたりにあるカバーを外します。10ミリ4ヵ所。するとこの様に、フューエルタンクの上部にアクセス出来ます。2本の配線コネクタを外し、INとOUTのフューエルホースを外します。クリップで留まってるのがリターン(IN)。このホースはなかなか抜け辛いです。出来れば新品に交換したい所ですが、このホース2種類は長いものを買わされるのと、1本あたり数千円もします。もう1本ブローバイ?と思われるホースもありますが、こちらはタンクを少々下ろした状態でないと外せない為、フューエルホースもその状態で抜いたほうが楽かもしれません。但し作業体勢がキツイです(^^;
切り離す準備が整いましたので、下にジャッキをあてて支えます。
タンクは2本のバンドで留まっています。まず右側(運転席側)から。右側は前のほうを外すのが楽です。19ミリのソケットなどを使いますが、ネジロックが使ってありますので、ナメたりしないようにきっちりと工具を掛けて緩めます。
結構長いボルトを緩めるとバンドがフリーになります。ビンッ!と弾ける事はありませんが、怪我をしないように注意して行って下さい。
次に左側(助手席側)に回って、タンク横に付いている遮熱板を外します。4ヵ所10ミリのナットです。
一番最後は左側(助手席側)のバンドです。こちらは右と違って後ろ側のナットを外したほうが楽です。但し、ボルトが突き出ていますので19ミリのセミディープかディープソケットが必要です。ここを外すと支えはジャッキだけとなりますので、十分気をつけて下さい。
ジャッキを少しずつ下ろしますが、給油口のパイプ部分も少々の支えとなるので、ひっくり返るような事はないでしょう。それでも少しずつ慎重に行って下さい。タンクは空の状態で13k程度。作業前に出来るだけ少ない状態にしておくと良いでしょう。
使った工具 21ミリソケット(ホイールナット外し用)・マイナスドライバ・10ミリソケット・プラスドライバ・プライヤ・2.5tジャッキ・19_ディープソケット
作業後の注意 フューエルホースを外す時にガソリンが噴出して目に入ったりしないよう、念の為、保護メガネをしておくと良いかと思います。
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