B001 マフラー
レポート提供 さくさく氏@静岡

事前準備 作業A001
参考 整備要領書追補版T B-248
事前注意事項 車体が十分冷えてから行って下さい。

触媒と分離する為には、遮熱板が邪魔なので4個のボルトを外して遮熱板を外します。排気関係は非常に高温になる為、ボルトの腐食がひどく、わずかな力でねじ切れてしまったり、逆になかなか緩まなかったりしますので、事前にCRCなどの潤滑スプレーを吹いておきましょう。
一番大変な触媒との接合部分を最初に緩めます。17ミリのナットですが、一度も外した事の無い車両は外れにくいので、超ロングのメガネが有効です。ラチェットでは頭が邪魔で掛からない場合がありますので、その場合ソケット+スピンナハンドル(しっかりしたもの)でも良いかもしれません。
無事外す事が出来たら触媒側、マフラー側にそれぞれウマなど支えるものを置いておきます。吊れる場合は紐でも良いでしょう。
マフラーは途中2箇所で支えられています。これらはボルトを緩める事で切り離す事が出来ます。
こちらも同じ。12ミリのソケットなどで取り外せます。
触媒部分・途中2箇所の支え部分を切り離すと、マフラーを支えてるのはリアエンド部分だけとなります。ここを切り離すと落ちてくる事になりますので、フロント側はウマなどでしっかりと支え、タイコ部分も出来れば下に要らない毛布などを置いておくと良いでしょう。
こちらは面倒でしたのでゴムを切りました。このゴムは全て新品に換えますので、楽な方法を取ったまでです。大きめのカッターならザクザク切れました。ここを切り離すと重いマフラーが落ちてきますので、片方の手で支えつつ行います。ウマが余分にある場合は置いておきます。
後ろ側を静かに降ろしたら、前も慎重に着地させます。車体下から出すのは意外と面倒なので、地面に長めのダンボールなどを敷いておき、そのままズルズルと引っ張り出すと楽です。
使った工具 潤滑スプレー・17ミリ超ロングメガネ・12ミリソケット・カッター
作業後の注意 マフラーの交換だけでしたら特に必要ありませんが、長期間放置する場合はマフラー触媒側共、ガムテープなどでゴミが入らないようにしておいたほうが良いと思います。触媒と切り離している為、取り付け時にはガスケットが必要となります。(社外品のマフラーと交換などの場合は製品に付属している場合もあります。)
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